リトルハンド

盛岡市ハンドボールスポーツ少年団

2月27日(火)NHK「おばんです岩手」(6時10分~)に安倍実家について放映

今朝、実家(宮城県大崎市鹿島台)から連絡がありました。

NHK盛岡放送局とNHK仙台放送局の2局のローカル番組で、私、リトルハンド安倍冨士男が生まれ育った実家(26歳まで過ごす)についての番組が放映されるようです。

もし、お時間がありましたら、ご覧ください。

 

2月27日(火)NHK盛岡放送局

 「おばんです岩手」 (6時10分~59分)

 

ハンドボールとは無縁の内容なので、驚かれる方もいると思いますので、少しだけ経緯を紹介します。

実家はもともと宮城県鳴瀬町野蒜(のびる)(現、東松島市)にありました。江戸時代から続く農家の家で300年ほど続いていましたが、2011年の東日本大震災で被災し、実家および、すべての田畑、ビニールハウス、社屋などが津波で流されてしまいました。幸い、実家の人々は逃げたり、逃げ遅れて津波にさらわれたりしましたが、瀕死の重傷を負ったものもおりました。

下図の赤い点がかつての実家の所在地

震災後、20kmほど離れた鹿島台町に移り住んでいます。

被災後の反省を生かし、また水の事故からひとりでも大切な命を守りたいと、兄夫婦は東日本大震災語り部として、全国で津波被害の講演を行っています。また、着衣泳の1つである「ういてまて」の指導員として、地元宮城はもちろん、日本各地、あるいはアジア各国(タイ、スリランカベトナムシンガポール)などで実技指導を行っています。

 数年前にアメリカ、サンディエゴで開催された船舶と水難の国際大会で事例発表を行い、米国にも東日本大震災の様子を伝えて来ました。米国の水難救助関係者は涙を流しながら、話を聞いてくれました。(この時は私も同行したので、会場の様子がよく伝わりました)

サンディエゴ 

国際水難防止会議での発表を聞く水難防止関係者

沿岸警備隊やU.S.Navyの方が聴講していました。

 なお、着衣泳の研究と普及は、震災前から行っていました。私たち盛岡の安倍冨士男と安倍恭子も着衣泳指導員の資格があり、いくつかの小学校で指導をしております。

放送内容は、わかりませんが、こういう経緯があっての紹介だと思います。

ぜひ、ご覧ください。

 

なお、震災直後に、リトルハンドの当時の保護者の皆様、また全国のハンドボール関係者の皆様から、当団や私たち夫婦にもお見舞いや援助の手を差し伸べて頂きましたこと、改めて感謝申し上げます。

 

毎年、夏になると川や海の事故で、子どもたちの命が失われています。なんとか、この悲しい状況を救いたい、変えたいと願ってやみません。